クローズアップ現代で、 小中学生とスマートフォンについて、扱うそうです。 NHK for Schoolブログ:クローズアップ現代「小中学校"スマホ追放運動"~トラブル低年齢化の波紋~」(仮) (7/10) http://www.nhk.or.jp/school-blog/300/191968.html ![]() スマートフォンをはじめゲーム機でもつながることのできるインターネットは、世の中と直接につながっています。 小学生のことだから学校での指導が重要…と考えるわけですが、特にスマホの所持・使用・ネットアクセスについては、大人(親)の責任はとても大きいのです。 ついこの前まで18歳未満だった方々はご存じかもしれません。「フィルタリング」といって、携帯電話からのインターネットにアクセスできるWebページの制限がありましたね。あの制限を付けるかどうかは親が判断するわけです。が、実は、親にはもっと厳しい義務があります。 NTTドコモ:「iモード/spモード/ブラックベリーインターネットサービス」新規契約時の受付方法について https://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/access_l…x.html#p01 ![]() ここにこのように書かれています。 『18歳未満の青少年の保護者の方は、お子さまに携帯電話でインターネットを使用させる場合、ご契約の携帯電話事業者にその旨をお申し出いただくことが義務化されています。』 『なお、18歳未満の利用がある場合において、フィルタリングサービスを利用しない場合に理由を書面(フィルタリングサービス不要申出書)にて提出いただく必要があります。』 「このケータイは自分の子どもが使う」という時は、そのように言わないといけない義務が、あるのです。法令で決められています。 このことは、「子ども(18歳未満)をケータイからのネット被害から守る"最終責任者"は、親」ということを意味しています。 ひるがえって、あなたの親や周辺にいる大人で子どもの居る方が、このことを理解して適切な判断をしていたと、思いますか。 もしかしたら、本心は「子どもを危険にはさらしたくない」と考えているけれども、子どもの「フィルタリングとかめんどくせーからさー、止めてくんない?」という訴えに甘えたり、よく分からずに受け入れたりしている大人が、少なからず居るのではないでしょうか。 教師は、こういう場面で「大人を教育する」役目も、もしかしたら担っているのかもしれませんね。 |