【musedu.jp 藤谷日記 2014/08/16】 エボラ出血熱拡大が止まらない
2014年08月16日(土)
学生の皆さん、こんにちは。夏休みですね。 さすがに大学も、静かです。写真は1号館から。
この土日は、大学は「計画停電」。計画停電と言っても2011年3月や夏に全国でみられたものとは異なり、大きなビルや施設で法令に基づき年1回以上行われる「電源設備の点検」のための停電です。17日日曜は昼間ずっと停電です。サークル活動の予定が入っていませんか。お気をつけ下さい。 さて、夏休みに入るころから特に、「エボラ出血熱 "Ebola" 」の世界規模の拡大への懸念が言われていますね。この病気はアフリカ中東部の大国、スーダンとコンゴあたり、「エボラ」地域で1970年代から見られたいわゆる"風土病"だった病気が、その後、離れたいくつかの国で感染者が見つかるようになっているものです。致死率が高いことや、ふつう「出血を止めるもの」として働いている皮膚などがうまく働かなくなって体じゅうから出血が止まらなくなるなどの症状が無残なことから、発症している現地では新しい差別も生じていることなど、お気の毒な状況がみられるようです。 分かっていないことが多いなか、直接触れるような「濃密な接触」がない限りは感染はしないとみられているので、空気感染するインフルエンザよりはずっと、安全です。 でも、これも当事者の方々には、辛いことです。亡くなられた方へ、抱いたり触ったり近づいてはいけません、ということになるからです。でも、かの地域の方々はそれが我慢できないという方も多い、という報道もあります。そして感染して、家族じゅうが亡くなられたという事態もあるようです。 私たち日本人も、葬儀でお亡くなりになった方のお顔を拝見することは一般的ですよね。それが許されないということです。先立たれたご家族や知人を、周辺はどう見守っていけばよいのでしょう。病気に起因することとはいえ、難しい問題です。
|
閲覧数1,007
カテゴリ日記
コメント0
投稿日時2014/08/16 14:17
公開範囲外部公開